「好きな人ができないせいで恋愛もできていない。。」
なんて、お考えではないでしょうか?
好きな人がいるだけで毎日がドキドキワクワクするもの。
恋人のいる友人が、うらやましくなることもありますよね。
しかし、なかには「恋愛がしたいのに好きな人ができない」とお悩みの方も多いはずです。
そこで今回は、好きな人ができない原因と、好きな人ができないときに行うことを紹介します。
原因を知った上で自分の意識や行動を少し変えて、好きな人を作りましょう!
Contents
1.好きな人ができないのは一般的!恋愛できない人が増加中!
好きな人ができないことはよくあることです。
恋愛をしたいのに好きな人ができない状態が続くと、少し不安になってしまいますよね。
「好きな人ができないってどこかおかしいのかな?」「もう一生だれとも恋愛できないのかな?」と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、好きな人ができない男性は全くめずらしくないのです。
恋人がいない独身男性はなんと約70%
2015年に国立社会保障・人口問題研究所が交際に関する調査を行ないました。
この結果によると、18歳から50歳未満の独身男性で恋人がいない人の割合は、なんと約70%にも達します。
この割合は年々上昇しており、恋愛をしたくても好きな人ができないという男性が増えている証拠といえるでしょう。
2.好きな人ができない4つの原因
好きな人ができないのには、以下の原因があります。
- 自分に自信がないから
- 理想が高すぎるから
- 仕事が忙しく余裕がないから
- 異性との出会いがないから
まずは、これらの原因を知ることが好きな人をつくるための第一歩です。
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
原因1.自分に自信がないから
自分に対する自信のなさが、好きな人ができない原因になっていることがあります。
「私なんか好きになってもらえない」「好きになっても傷つくだけ」と無意識に思い込んでいませんか?
これは「自己肯定感」の低さによるものです。
自己肯定感とは自分の価値に関する感覚のことで、自己肯定感が低いと物事に対してネガティブになってしまいます。
このため、恋愛に対しても消極的になってしまい、なかなか好きな人ができないのです。
原因2.理想が高すぎるから
理想が高すぎることも、好きな人ができない原因となってしまいます。
素敵な恋愛をするために理想を高くもつのは、決して悪いことではありません。
しかし、理想が高い人は、減点方式で相手を判断してしまうという心理があることも。
「性格は良いんだけど顔がちょっと…」「趣味は合うけど年齢が…」と、良いところよりも悪いところばかりを見てしまうのです。
欠点がない人なんて、実際にはいません。
減点方式で判断していては、せっかく素敵な人に出会っても恋のチャンスを逃してしまいます。
原因3.仕事が忙しく余裕がないから
恋愛したい気持ちはあっても仕事が忙しくて余裕がないという方もいるでしょう。
「平日は夜遅くまで残業をして帰って寝るだけ、休日も疲れてて家から出れない。。」なんて、余裕のない日々を送っていませんか?
毎日忙しいと気持ちに余裕がなくなり、恋愛の優先順位も下がってしまいます。
また、無意識にプライベートよりも仕事を優先していることがあるかもしれません。
もちろん仕事が忙しいのは仕方がないことで、余裕がなくなってしまうのも仕事にきちんと向き合っている証拠です。
しかし、この状態では出会いのチャンスがどんどん潰れてしまいます。
原因4.異性との出会いがないから
好きな人ができない原因には、そもそも異性との出会いがないこともあるでしょう。
リクルート ブライダル総研が20代~40代の独身男性1407人に対して異性との出会いに関する調査を行いました。
その調査によると「出会いがない」と感じている独身男性は過半数の55.7%に達しています。
そして「出会いがある」と答えた男性の47.6%は恋人がいるのに対し、「出会いがない」と答えた男性で恋人がいるのは18.0%。
この結果から、出会いがないと感じている男性は、やはり恋人や好きな人ができにくいことが分かります。
3.好きな人ができないときに行うべき5つのこと
「好きな人ができない原因はわかったけど、実際に何をすればいいの?」と疑問の方も多いはずです。
好きな人ができないときは、以下のことを行いましょう。
- 自分に自信をつける
- 恋愛の優先順位を上げる
- 理想に囚われすぎないように心がける
- 今ある人間関係を見直してみる
- 自ら出会いを求めてみる
これらのポイントを押さえれば、好きな人ができやすくなるはずです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
行動1.自分に自信をつける
人を好きになるには、自己肯定感を高めて自分に自信をつけることが不可欠です。
そこで効果的なのが「ストレングス・ブラインドネス(強みの無知)」から抜け出すこと。
ストレングス・ブラインドネスとは、自分の強みを把握していない状態をいいます。
自己肯定感を高めるためには、自分の強みを知ることが何より重要なのです。
まずは自分の長所や好きなことをどんどん書き出し、自分の強みを確認しましょう。
そして、その強みを活かした行動をおこします。
例えば、あなたの強みが「人への気遣いができる」というものであるなら
- 電車でお年寄りに席を譲る
- 飲み会で会話に入れていない人への配慮をする
- 公共のものをキレイに使う
このような行動を実際におこしていきましょう。
強みを活かした行動を繰り返し行うことで、徐々にストレングス・ブラインドネスから抜け出し、自己肯定感が高まっていきます。
そして、自己肯定感が高まるにつれ、自分に自信がつき恋愛に対しても前向きになれるのです。
行動2.恋愛の優先順位を上げる
好きな人を作るには、今下がっている恋愛の優先順位を上げましょう。
しかし、優先したい気持ちはあっても仕事が忙しくて無理という方もいるはずです。
そういった方は、まず本当に恋愛ができないくらい忙しいのかを考えてみてください。
有名なアドラー心理学に「原因論」というものがあります。
原因論とは、何かに原因をなすりつけることで自分が努力をしなくていい理由にすることです。
この原因論のように、恋愛ができないことを忙しさのせいにしている人は少なくありません。
なかには本当に忙しい方もいるでしょうが、スケジュールや時間管理を見直せば意外と余裕があるという方もいるはずです。
もし心当たりがあれば、仕事の忙しさから今まで下がっていた恋愛の優先順位を上げてあげましょう。
あなたが本気で好きな人を作りたいのであれば、優先順位を上げて恋愛するための努力を始める必要があります。
行動3.理想に囚われすぎないように心がける
理想に囚われすぎないことも好きな人を作るためには重要です。
恋愛に関する研究で「現在付き合っているパートナー、以前付き合っていたパートナーが理想の相手だったかどうか」との調査がありました。
この調査によると「そうではない」と答えた人の割合はなんと98%。
ほぼすべての人が、自分の理想とは違う相手でも恋愛関係に発展しているのです。
また、「そうではない」と答えた人のなかで、パートナーに不満があると答えた方はほとんどいませんでした。
自分の理想を基準にパートナーを選んでしまいがちですが、人は理想と違う相手でも好きになり良い関係を築けることがわかります。
恋愛したいと望むのであれば、理想に囚われすぎないことが大切です。
また、理想が高い人にありがちな減点方式ではなく、相手の良いところを見て積み重ねる加点方式への切り替えも重要だと言えます。
一人ひとりの良いところを見つけていけば、理想像に囚われることなく幸せな恋愛に一歩近づくはずです。
行動4.今ある人間関係を見直してみる
出会いがなく好きな人ができない場合、今ある人間関係を見直してみましょう。
スタンフォード大学のマーク・グラノヴェッターという社会学者が「人とのつながり」に関する研究を行いました。
研究は、転職したばかりの人たちが仕事の情報を誰から得ているかというもの。
人は何か重要な情報を得ようとする場合、親や親友といった「強いつながり」から得るものだと思いがちです。
しかし実際は、友人や同僚、近所や趣味のつながりの人といった「弱いつながり」から情報を得た人が多いという結果になりました。
情報を得るには「強いつながり」よりも「弱いつながり」がとても重要であるということです。
この研究結果は恋愛にも当てはまります。
友人や知人におすすめの人を紹介してもらうのも効果的で、意外と近くに未来の恋人がいるかもしれません。
今ある人間関係に恋愛のチャンスが転がっていないか見直してみましょう。
行動5.自ら出会いを求めてみる
今ある人間関係を見直しても成果がなかった場合には、自ら出会いの場に足を運んでみるのもおすすめです。
しかし、出会いの場というと「遊びなんじゃない?」「すぐ終わる恋でしょ?」と思ってしまいがち。
そこで、オーストラリアの西シドニー大学が行なった「真面目な出会いのきっかけとなる場所」という調査結果を見てみましょう。
調査結果で回答の多かった場所は以下の通りです。
- 習い事
- サークル
- ボランティア
- ジム
- 公園
- 行きつけの飲食店
これらの場所であれば真面目な出会いになる可能性が高いため、ぜひ足を運んでみましょう。
また、ネットで出会いを探すのもおすすめです。
ネットでの出会いは、不安や恥ずかしさから敬遠してしまう人がいるかもしれません。
そこで、2012年にシカゴ大学が行なった調査結果を見てみましょう。
この調査は「①自由恋愛で出会った夫婦」と「②ネット上で出会った夫婦」の幸福度を調べたものです。
その結果、ネット上で出会った夫婦の方が自由恋愛よりも、別れる確立が25%も低く、幸福度も高いことがわかりました。
このようにネットでの出会いも幸せな恋愛につながることが多いのです。
以下の記事はSNSで出会う方法を紹介していますので、参考までにご覧ください。
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4.好きな人が失恋が原因でできない場合はどうしたらいい?
好きな人ができないとお悩みの方のなかには、失恋が原因という方もいるはずです。
失恋したあとは、新しい恋に対してどうしても消極的になってしまいます。
これは「もう二度と傷つきたくない」と、恋愛に対して臆病になっているためです。
また、相手への未練が残っていることもあるでしょう。
このような原因で好きな人ができない場合には、以下の対処法があります。
- 親しい人へ気持ちを今の吐き出す
- 焦らずに時間が解決してくれるのを待つ
この2つのポイントを押さえれば、失恋を乗り越えて新しい恋へ進めるはずです。
それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。
対処法1.親しい人へ今の気持ちを吐き出す
新たな恋に進むためには、先に失恋の痛みを癒すことが大切です。
そこで効果的なのが「セルフコンセプトリカバリー」という心理学の方法。
セルフコンセプトリカバリーは、友達や家族といった親しい人へ今の気持ちを吐き出すだけです。
相手から質問してもらい、別れた相手や状況について話すのもいいでしょう。
もし、話す相手がいないようであれば紙に書くだけでも大丈夫です。
このセルフコンセプトリカバリーを使えば、何もしない状態よりも約2倍のスピードで失恋から立ち直るという結果があります。
心理学の方法を上手に活かしながら失恋の痛みを癒して、次の恋に備えましょう。
対処法2.焦らずに時間が解決してくれるのを待つ
「失恋の特効薬は新しい恋」という言葉もありますが、人の心はそう簡単にはいかないもの。
無理に忘れようとすればするほど、思い出は美化され未練が強くなってしまうものです。
また、新しい恋に進めない自分を責めて傷つけてしまうこともあるでしょう。
危機を乗り越えるための流れを研究した「フィンクの危機理論」というものがあります。
この理論によると、危機の解決を急いでしまうと事態はさらに悪い方へと進んでしまうとの説があるのです。
失恋も同じで、解決を急げば急ぐほど、失恋の痛みを長く引きずってしまいます。
もちろん新しい恋に進みたい気持ちも分かりますが、まずはじっくり失恋の痛みを癒すことも新しい恋をするためには必要ですよ。
まとめ
好きな人ができない原因と、できないときに行なうことを紹介しました。
少しだけ意識を変えて行動をおこせば、好きな人はできるもの。
そして好きな人ができれば、毎日がワクワク楽しいものとなります。
ぜひ、新しい素敵な恋愛に向けて動き出しましょう!